第一回大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用勉強会 「ThCr2Si2型結晶構造における強相関電子物性と格子物性の関わり 〜鉄系超伝導体を中心に〜」
作者: shimoshikiryo
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最終変更
2016年12月27日 19時13分
SPring-8、J-PARCの大型実験施設と「京」を中核とするスーパーコンピュータとの密接な連携利用により、利用研究の新たな展開や成果の質的向上が期待されている。
本勉強会は、計算科学や放射光・中性子による物質科学における研究・開発の現状や成果を共有し、京コンピュータや大型実験施設を利用した研究のニーズや課題などを議論することによって、個々の研究活動と連携利用のさらなる促進を目的とする。
今回の勉強会では、高い転移温度を持つ超伝導材料として基礎科学だけでなく産業応用からも解明が期待されている「鉄系超伝導体」をテーマに取り上げ、この物質が持つThCr2Si2型結晶構造と物性の関係を中心に議論し、今後の利用支援や個々の研究活動および施設間連携に結びつくような知見の取得を目指す。
【開催概要】
日 時： 2017年1月10日（火） 13：00～17：30（受付開始12:30）
会 場： キメックセンタービル6階（〒650-0047 神戸市中央区港島南町1-5-2）
参加費： 無料
定 員： 30名
【プログラム】
| 座長：前半－JASRI水牧仁一朗、後半－CROSS加倉井和久 | ||
|---|---|---|
| 13:00－13:40 | X線非弾性散乱によるThCr2Si2型構造に宿る電子・フォノン物性：鉄系超伝導から強相関f電子系へ | 筒井 智嗣（JASRI） |
| 13:40－14:20 | 中性子散乱による鉄系超伝導体の研究 | 李 哲虎（産総研） |
| 14:20－14:50 | 休憩 | |
| 14:50－15:30 | 強相関電子系の励起スペクトルー理論解析と実験データの直接比較を目指して | 山地洋平（東大） |
| 15:30－16:00 | 休憩 | |
| 16:00－17:30 | 総合討論 | |
【主催】
公益財団法人高輝度光科学研究センター（JASRI）
一般財団法人 総合科学研究機構（CROSS）
一般財団法人高度情報科学技術研究機構（RIST)
【共催】
ポスト「京」重点課題７（CDMSI）
元素戦略プロジェクト＜拠点形成型＞