ポスト「京」重点課題 (7)「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料 の創成」サブ課題G 第4回「共通基盤シミュレーション手法」連続研究会
作者: shimoshikiryo
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最終変更
2016年04月12日 09時31分
「強相関物質の励起ダイナミクス~量子ビームとの連携を目指して~」
【開催概要】
日時: 平成28年5月7日(土)13:00~17:00
場所: 東京理科大学葛飾キャンパス 講義棟5階503教室
http://www.tus.ac.jp/info/campus/katsushika.html
【参加申込】
事前参加登録は不要です(参加費無料)。当日会場にお越し下さい。
【開催趣旨】
計算物質科学の対象は光・電子デバイス材料、磁石材料、構造材料、機能性化 学品等、 多岐に亘り、これらの物質のシミュレーションにはそれぞれに特化し た手法が開発されています。しかし一方で物質・材料シミュレーションでは対象 とする物 質・材料や現象が異なっていても用いる計算手法や背後にある考え 方、さらにはアプリケーション自体も多くが共通しており、これらの手法を課題 毎に 個別に開発するのではなく共通する部分を見極め、基盤的シミュレーショ ン手法・アプリケーションとして開発することにより、課題間の連携が大いに 促進することが期待されます。この様な認識の下で、計算物質科学コミュニティ において計算手法、共通基盤アプリケーション、基盤的並列数値計算ア ルゴリ ズム、さらに実験との連携課題等に関して恒常的に議論する場を提供するため に、本連続研究会は企画されました。 各会の研究会では共通する手法やアプリ ケーションに関する特定の話題にフォーカスし、深く議論する機会を提供します。
第4回研究会では、サブ課題7gの一つのミッションである大型実験施設との連 携を念頭に、強相関電子系の量子ビームを用いた励起ダイナミクス研 究に関す る計算物理手法の現状と実験研究の交流を促進するための議論を行います。
第4回研究会では、サブ課題7gの一つのミッションである大型実験施設との連 携を念頭に、強相関電子系の量子ビームを用いた励起ダイナミクス研 究に関す る計算物理手法の現状と実験研究の交流を促進するための議論を行います。
【プログラム】
時 間 | 項 目 |
---|---|
13:00-13:10 | はじめに 遠山貴巳(東京理科大学) |
13:10-13:40 | "Resonant inelastic x-ray scattering studies of spin and charge excitations in transition metal oxides" 石井賢司 (量子科学技術研究開発機構) |
13:40-14:10 | "Optical and resonant inelastic x-ray scattering spectra in relativistic Mott insulator" Beom Hyun Kim (理化学研究所) |
14:10-14:40 | "Low-lying excitations in layered perovskite iridates" 白川知功 (理化学研究所) |
14:40-15:00 | 休憩 |
15:00-15:30 | "Forefront research of spin dynamics at J-PARC and future prospects for the spin polarized neutron study" 藤田全基 (東北大学) |
15:30-16:00 | "Dynamical properties of Kitaev-Heisenberg models for honeycomb-lattice magnets" 鈴木隆史 (兵庫県立大学) |
16:00-16:30 | "Magnetic excitations of spin nematic state in frustrated ferromagnetic chain" 大西弘明 (日本原子力研究開発機構) |
16:30-16:55 | "Magnetic Phase Diagram in Frustrated Spin Ladder" 杉本貴則 (東京理科大学) |
16:55-17:00 | まとめ 遠山貴巳(東京理科大学) |
※内容は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
【旅費】
申し訳ございませんが、本会議につきましてご参加される方への旅費支給は行っ ておりません。
【お問い合わせ】
東京理科大学理学部 遠山貴巳 tohyama@rs.tus.ac.jp