現在位置: ホーム イベント ポスト「京」重点課題 (7)「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料 の創成」 サブ課題G 第7回「共通基盤シミュレーション手法」連続研究会

ポスト「京」重点課題 (7)「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料 の創成」 サブ課題G 第7回「共通基盤シミュレーション手法」連続研究会

作者: shimoshikiryo 最終変更 2017年11月07日 13時29分
「放射光実験と計算科学の協奏による物性科学の進展」 "Progress of material science by the cooperation of synchrotron radiation experiment and computational science"
日時 2017年12月26日
12時50分 から 18時00分 まで
場所 東京理科大学葛飾キャンパス 講義棟6階609教室
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【開催趣旨】

計算物質科学の対象は光・電子デバイス材料、磁石材料、構造材料、機能性化学品等、多岐に亘り、これらの物質のシミュレーションにはそれぞれに特化した手法が開発されています。しかし一方で物質・材料シミュレーションでは対象とする物質・材料や現象が異なっていても用いる計算手法や背後にある考え方、さらにはアプリケーション自体も多くが共通しており、これらの手法を課題毎に個別に開発するのではなく共通する部分を見極め、基盤的シミュレーション手法・アプリケーションとして開発することにより、課題間の連携が大いに促進することが期待されます。この様な認識の下で、計算物質科学コミュニティにおいて計算手法、共通基盤アプリケーション、基盤的並列数値計算アルゴリズム、さらに実験との連携課題等に関して恒常的に議論する場を提供するために、本連続研究会は企画されました。 各会の研究会では共通する手法やアプリケーションに関する特定の話題にフォーカスし、深く議論する機会を提供します。第6回研究会は、サブ課題Gの一つのミッションである大型実験施設との連携を発展させるため、SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)理論研究会との共催で開催します。放射光実験と計算科学の連携・交流が進んでいる物性科学分野での研究成果の報告と交流をさらに促進するための議論を行います。
なお、講演はすべて英語で行います。

 

【開催概要】

日時: 平成29年12月26日(火)12:50~18:00
場所: 東京理科大学葛飾キャンパス 講義棟6階609教室

Date and Time: 12:50-18:00, December 26th, 2017
Venue: Room 608, Lecture Building, Katsushika Campus, Tokyo University of Science

【参加申込】

参加登録は不要です(参加費無料)。当日会場にお越し下さい。

 

【Program】

12:50-13:00 Opening

《Phonons》
13:00-13:25 "Toward proper modeling of phonon spectral response" A.Q.R. Baron
(SPring-8, RIKEN)
13:25-13:50 "Software development of phonon calculation for thousands of users" Atsushi Togo
(Kyoto Univ.)
13:50-14:15 "First-principles study and materials design of conventional superconductivity" Takashi Koretsune
(Tohoku Univ.)
14:15-14:40 "Liquid iron alloys with light elements at the outer core conditions by first principles" Koichiro Umemoto
(ELSI, TIT)
14:40-15:00 Break

《Dirac electrons》
15:00-15:25 "Novel Dirac Fermions in Borophene" Iwao Matsuda
(ISSP, Univ. of Tokyo)
15:25-15:50 "Broken Dirac cones and new understanding of ARPES spectra in graphene" Chi-Cheng Lee
(ISSP, Univ. of Tokyo)
15:50-16:15 "First-principles study of topological surface states and spin textures" Fumiyuki Ishii
(Kanazawa Univ.)
16:15-16:35 Break

《Correlated electrons》
16:35-17:00 "Resonant inelastic x-ray scattering experiments on correlated electron systems" Kenji Ishii
(Spring-8, QST)
17:00-17:25 "Resonant inelastic x-ray scattering studies with a focus on low-energy magnetic
excitations in cuprates and iron pnictides"
Takuji Nomura
(Spring-8, QST)
17:25-17:50 "Ab-initio Configuration Interaction Calculations for RIXS-MCD in Fe oxides" Hidekazu Ikeno
(Osaka Prefecture Univ.)
17:50-18:00 Closing

※内容は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。


【共催】

SPring-8ユーザ協同体(SPRUC)理論研究会


【問い合わせ先】

東京理科大学理学部 遠山貴巳 tohyama@rs.tus.ac.jp

Contact to: Takami Tohyama (Tokyo Univ. Sci.}

 

 

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